教育とキャリアパスについて
名古屋大学消化器・腫瘍外科では教育を担当する教員を中心に診療科全体で卒前教育・卒後教育を充実させるよう取り組んでいます。
名古屋大学消化器・腫瘍外科では教育を専門に行う教員を中心に、学習者や地域のニーズにあった卒前・卒後教育に取り組んでいます。また伝統的に若手のうちから積極的に手術を執刀していく方針で、外科専門研修の3年間の間には外科専門医取得要件(執刀120例・手術350例)を上回る手術機会があり、所属施設の中でも中心的な役割を担うようになります。
その後1-2年は関連病院での勤務を続けたのちに、名古屋大学へ帰局します。
帰局後は大学院生として臨床、研究をおこないながら学位取得を目指したり、医員として最先端の医療に従事しながら臨床能力を磨くことも可能です。能力があり希望する方には国内外への留学をしていただくこともあります。その後は、関連病院へ赴任し臨床や後輩の教育をおこなったり、大学の教員として関連病院や医局を支える医師となります。このように非常に選択肢が広いことも、大きな特徴です。
初期臨床研修について
名古屋大学医学部附属病院を含む約60の病院で作る「名大ネットワーク」では臨床研修医制度が始まる以前の1960年代から伝統的に質の高い初期臨床研修が行われてきました。
初期臨床研修制度では外科研修が必修となっておりますが、そこでは手術患者や化学療法中の患者、ターミナルケアの必要な患者など様々な患者さんの治療を外科チームの一員として経験していただきます。
学生から一人前の医師になるために必要なマインドや手技・知識を一緒に学んでいきましょう。
3年目以降も当科に入局して外科の道にすすみたいという方には、その方にあった最善の進路を相談して決めていきます。
外科専門研修(後期研修)について
初期臨床研修が終わった後は、名大病院や関連病院が基幹施設となった外科専門研修プログラムのうちどれかを選択していただくことになります。外科専門研修プログラムへの登録については日本専門医機構HPまたは日本外科学会HPをご参照ください。
外科専門研修プログラムは名古屋大学医学部附属病院プログラムの他、関連病院だけで14の魅力あるプログラムが用意されています。ご自身のキャリアや居住地などを考慮してプログラムを選択していただくことができます。
関連病院で行われている専門研修プログラム
関連病院について
外科専門研修プログラム修了後は卒後6~10年目に大学院生もしくは、医員として帰局することになります。どの病院に所属したとしても、帰局前までには、サブスペシャリティ領域の専門医取得のために必要な症例や学術活動についても経験をしていただけるようにしております。
病院見学・キャリア相談について
名古屋大学以外の学生さんの病院見学やキャリア相談も随時募集しています。当科の研修や治療に興味のある方はお気軽にご連絡ください。もちろん大学での研修だけでなく、関連病院の研修や外科学についてもご紹介することができます。
当科での研修や見学にご興味がおありの方はまずは こちら
外科医を目指す女性の方へ
名古屋大学消化器・腫瘍外科ではこれまでも多くの女性の方が外科医や大学の教員となってきた実績があります。女性の方で外科医になりたいけれども今後のキャリアパスや結婚・出産などのライフプランにご心配があるという方はぜひ一度ご相談ください。
当科の女性医師たちからのメッセージもここでみることができますのでぜひご参考にしてください。
入局を希望される方、当科にて大学院博士課程の履修を希望される方へ
こちら から ●お名前 ●連絡先(●卒業校 ●卒年 ●勤務先) ●他ご希望等をお知らせください。
折り返し、担当者よりご連絡申し上げます。